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AIバブル崩壊。これからは、ヘッジファンド運用の時代だ!

AIバブル崩壊。これからはヘッジファンド運用の時代

8月2日の今日、日経平均株価が約2200円下落ということで暴落しているんですけれども、久々にこのような大きな下落に見舞われています。

弊社のお客様は大部分ヘッジファンドにしていただいてるので、影響は少ないです。

 

一般的なインデックス運用とか個別株とか公募の一般的な株式投信をされてる方は、今回の下落で結構ダメージを受けていらっしゃると思います。

相場は上がったり下がったりするのが常ですが、願わくば、なるべく下落を経験したくないですよね。ですので、証券ライフでは、そのような下落を避けるためにヘッジファンドをお客様に持っていただいております。

 

今回の下落の背景は、AIバブル崩壊、もう1つ裏にあるのが金融緩和バブルの崩壊が大きなベースになっています。

メインは金融緩和バブル崩壊で、これがベースにあって小さなテーマとしてAIバブル崩壊が今回の下落の1つの契機になってるという風に感じております。

上記は、2021年から直近までの日経平均株価の週足のチャートです。

今年に入って株価が大きく上昇して、史上最高値を付けました。3月に4万1087円つけて、また1回暴落してそれから7月に4万2426円という形で再度、最高値をつけてからまた暴落して、今日3万6000円割れてるという状態です。

 

私が相場を予測する際に参考にしている、レイモンド・A・メリマン氏というアメリカのストラテジストがいます。彼は、占星学、宇宙の天体・星の位置によって、相場がどう動くのかという予測しており、彼の予測はかなりの高精度で当たっているので、私はよく参考にしています。

 

彼曰く、今年の高値から年後半にかけて16〜26%の下落に見舞われる可能性があると予測しています。

高値からー16%で当てはめると3万5000円台で、ー26%で当てはめると3万1000円ぐらいなんです。3万円から3万1000円の間位です。ここが底じゃないかなと彼は言ってるんです。

 

相場なので分からない部分もありますが、私もその辺りまでは下がるんじゃないかなと予測しております。

次に、AIバブル崩壊と金融緩和バブル崩壊2つのキーワードについてお話しします。

上の表をご覧ください。この表は、過去25年間の相場のテーマを表にしました。

 

相場には「テーマ」というのがありまして、その時々、誰が決めているか分からないのですが、おそらく金融市場や世界経済を操ってる人が、「次はこのテーマだ!」と大きく打ち出して、その相場に皆んなが付いていくのです。

 

この表は、過去にどんなテーマが出てバブルが起こって崩壊したかというデータなんです。

 

1999年に起こったのはITバブル。ソフトバンクの株価が10万円を付けた頃です。世界的にもITバブルが起こった時期です。

ITバブルが1999年に始まって2000年にITバブル崩壊しています。非常に短かったんです。

 

そして、2006年にアメリカの不動産証券化バブル。これが起きて、2009年のリーマンショクに繋がって行きます。バブルって、大体崩壊しています。

 

2013年からは、日銀の金融緩和バブルが始まりました。2012年まで日本株はずっと低迷していました。日経平均は、8000円から1万円ぐらいを行ったり来たりして、出来高も少ないですし、日本株はもうダメだとみんな見放していました。

 

そんな時に、2012年にアベノミクスが始まって、2013年に黒田さんが日銀の総裁に就任して黒田バズーカーということで金融緩和をドカンとやって、日経平均が9000円から1万5000円台までぶち上がったんです。その金融緩和バブルは、実はまだ続いています。

 

それで、今回の日銀の利上げによって金融緩和バブルは終わりかけるのではないかと予測しております。

おそらく利上げをしては金融緩和は終了させるのですが、金融緩和から引き締めへの転換はすぐには行わず、じわじわ行うんです。

そう考えると、金融緩和バブル崩壊が起こるのは来年ぐらいじゃないかなと見ております。

 

次に2018年、これも局所的なバブルなんですけれどもSDGs環境バブルが起こったんです。電気自動車やソーラー、再生可能エネルギー等。局所的なバブルは起こり、テスラ株が暴騰したり、環境・再送可能エネルギー関連株が上がりました。このバブルは2022年のインフレと利上げによって終了しました。

 

SDGsという考え方は世界的には終わっています。しかし、SDGsに関する認識は、日本はかなり遅れてまして、日本ではまだSDGsバッジつけてる方が結構いらっしゃいますが、世界的に見てあんなバッジをつけてるの恥ずかしいことなんです。

 

電気自動車よりもハイブリッド車の方が環境的にはいいっていうことが事実として知れ渡り始めています。

そういったことがあって、SDGs環境バブルというまやかしのバブルはもう終わりました

 

そして、2023年に始まったのがAIバブルです。AIバブルが始まって2024年にAIバブル崩壊ということで、これもITバブルと似ていて約1年ぐらいで崩壊してしまったんです。

 

AIバブルは、NVIDIAが核、本尊です。NVIDIAの株価も崩れてしまいました。NVIDIA・アームこういったところが本尊として存在して、その周りに半導体関連株、日本で言うと東京エレクトロン・レーザーテック・ディスコ・大日本スクリーン等です。そういったところの株価が軒並み何倍にもなったんです。

 

しかしAIバブル崩壊で、直近高値からほとんどの銘柄が半値近くなっています。ただ、まだ半値なので、バリエーション的にはまだまだ高いので、更に下がるんじゃないかなと思っています。

 

1番私が懸念してるのは、ずっといろんなテーマが来ているんですけれども、「AIの次何があるの?」ということです。既に、AIバブルは崩壊してしまってるので、次のテーマは何があるんだろうなって私も思いますが、何も思い浮かびません。なので、テーマ不在の中、株式市場が崩壊していくいくか、下がっていくんじゃないかと見ております。

 

 そしてこのAIバブル崩壊よりも1番大きいのは「金融緩和パブル崩壊」なのです。日銀が今回利上げを行い、そして緩和縮小へ向かったということで日本は「金利のある世界」へ入っていきます。この20数年間ずっとゼロ金利に近いところで借入れができたのが、異常な状態だったんです。それが正常な状態に戻るんですけれども、これは大きなパラダイム転換をしないといけません。投資家、事業経営者、そして一般の市民生活にも住宅ローンが上がったりとか、いろんな影響が出てきます。ですので、これから倒産なんかも結構出てくると思います。今まで、低金利でずっと借りてたお金を、高い金利で借換しなければならなくなったりすると、事業が回らなくなるところも増えてくると思います。

 

日本は明るい面もたくさん出てきていますが、そういった状況が起きてくると、ちょっと注意しないといけない時代に入ってきたんじゃないかと私は思ってます。

これまでYouTubeでも何度もお話しさせていただいてるんですが、今の株式市場は、金融緩和バブルによる株高だったのですが、それが今転換点に差しかかってきてるというお話です。2009年のリーマンショックから、上図の赤い線が世界の中央銀行(日本、アメリカ、EU、イギリス)の資産総額の推移です。世界の主要中央銀行は、ずっと資産増やし続けてきました。つまり、中央銀行はお金をばら撒き続けてたのです。特にコロナショックの時に一気にお金をばらまいて、それを今回収してるという状態です。2009年から13年間、世界の中央銀行が大量のお札を刷り続け、株価が上昇したということなのです。

 

上の図の黒い線が、世界の株式の時価総額合計の推移です。このチャートを見ると、見事に金融緩和でお金を増やしたのと同時に、株が上がっています。世界の中で日銀だけがずっと金融緩和を続けてきたのですが、ここにきて日銀もようやく金融緩和を縮小し始めるかなという段階です。米国FRBと欧州ECBは2022年から、資産を減らし始めています。

ちょっと面白いデータを作ってみたのですが、上記は日本とEUとアメリカの中央銀行総資産とGDPと人口の比較の表ですが、面白いのは日本のGDPは約590兆ですが、日銀が持ってる総資産が600兆円もあるのです。これは世界で見ても、かなり異常な状態です。実はリーマンショック前の日銀の総資産は100兆円ぐらいだったんです。それが、600兆円、つまり6倍になっています。日銀の総資産がGDPと同じという異常な状態が発生しているのです。

 

アメリカはGDPがなんと4000兆円もあります。米国中央銀行FRBの総資産は日本の倍近くあり1110兆円です。しかし、米国はGDPに対して中央銀行の資産は、1/4ぐらいなのです。

また、欧州EU加盟国のGDP合計は2700兆円ですが、ECB(EUの中央銀行)の総資産は1030兆円とGDPの約1/3なのです。

 

ところが、日銀は日本のGDPと同じだけ600兆円も資産を持ってるという異常な状態なんです。そのような強烈な金融緩和状態の日本は今、東京中心に不動産バブルになってますね。当然、株式市場もバブルの状態なんですけれども。

 

それで、このような金融緩和バブルは、はじけ始めると考えております。この15年間の株式市場が異常で、金融緩和が終了することによって、正常な状態に戻ってくると見ています。

 

この正常化の過程は、痛みを伴うと私は考えいます。つまり、景気後退、株式市場の下落です。

 

 

例えば、過去のNYダウの大幅な下落局面の例を見ますと、このコロナショックの時には高値から38%下落しました。リーマンショックの時は高値から54%の下落。ブラックマンデーは41%の下落。世界恐慌の時はなんと89%株式市場が下落しているのです。

そこまでいかないしても、私は今後、大きな下落を想定したしておいた方がいいんじゃないかと考えております。

 

だから、「ヘッジファンド」なのです。

 

資産運用で大切なことは、まず、下落リスクを抑えることです。やはり、安心して運用したいですよね。今回の日経平均の暴落のように、一日で2000円下るって大きいですよね。もう心配で夜も寝れないですよね。

 

しかし、ヘッファンドの場合は買いも売りも組み合わせたり、コンピューターのアルゴリズムによって小さいサヤを取ったりするファンドがあります。そのようなヘッジファンドは、リスクを管理し、リスクをヘッジしているので、株のような大きな下落は、滅多に起きません。

 

二つ目に資産運用で大切なことは、どんな相場環境下でも安定したパフォーマンスを出し続けること。下がり続ける中でもリターンを出してくれるものがあったらいいですよね。それを絶対収益と言いますが、それらを叶えてくれるのが、「ヘッジファンド」なのです。

証券ライフが取扱うヘッジファンドA、これはアルゴリズム、コンピューター運用のヘッジファンドです。チャートの赤い線が米国S&P500株価指数で、青い線がヘッジファンドAの2017年からの運用データです。ヘッジファンドAは、この7年間で米国S&P500の2倍近くのリターン出しています。年率平均リターンは+13.6%と、非常に運用のうまいファンドです。

 

このファンドの特徴としては、株価指数と相関が低いことが挙げられます。チャートの下にある表は相関を示しています。S&P500のに対してー0.20で、ほとんど相関していません。若干のマイナス相関なので、S&P500が下がったら、このファンドは若干上がるという動きをしています。

 

事実、コロナショックの時に米株S&P500株価指数は大きく下がりましたが、逆にこのアルゴリズムのヘッジファンドは大きなリターンを出しました。これから、このヘッジファンドAのように、下落に強いファンドを保有しておいた方が良いと考えております。

そしてへッジファンドB、これは世界トップクラスのヘッジファンドを7本組み合わせたヘッジファンドですが、これも世界株の影響をほとんど受けてないのです。青い点線のラインがMSCI 世界株指数、濃い黒っぽい線がヘッジファンドBの動きですが、ほとんど影響を受けていません。じわじわじわじわ上がっている、非常に安心感のあるファンドです。

 

それで、相関係数はMSCI世界株指数に対して、0.19なのです。つまり、ほとんど相関していないと言えます。世界株指数に対して全く異なった動き、独自の動きをしながら、じわじわ上がっているのがヘッジファンドBなのです。

 

中に組み入れているファンドで、1番古いものは1990年から運用しており、1番新しいファンドは2016年から運用を行なっております。、新しいファンドに合わせてデータを出していますが、2016年からのデータを見ますと、ファンドBは年率平均+9.6%のリターンを出しています。

 

ですから、こういう安心できるヘッジファンドを持っておけば、日経平均が2000円下がろうが3000円下がろうが、心配しなくて良いのです。お客様に、長期的に安心して持っていただけます。

2016年から2023年の7月までの間に、世界株の最大ドローンダウン、つまり1番下がった所は、ー26.4%下落しています。一方、ヘッジファンドBは、は1番下がったところでもー2.58%です。ボラティリティ(価格変動率)は、MSCI 世界株数は15.5%ですが、ヘッジファンドBは、3.38%と驚異的なボラティリティの低さです。

 

ヘッジファンドBは、MSCIワールドインデックスよりもリスクが低くて高いパフォーマンスを出してるということが言えます。

 

こういったヘッジファンドを持っておけば、夜もぐっすり眠れますよね。

 

「明日も日経平均が3000円下がるんだろうか?、2000円下がるんだろうか?」と心配していると、いつも資産運用の状況が気になってしまいます。

弊社のお客様で多いのは、やはり本業に集中したいとか、相場を気にしなくていいようなものを持っておきたいという事で、ヘッジファンドを選んで頂いております。

 

個別株やインデックスファンドにしても、スマートフォンで見てしまって、「ああ〜今日500円下がった!」となると、仕事中でも気になるっていう方が多いようです。

 

もう、そのように相場を気にしたくないから、証券ライフの門を叩いて、ヘッジフンドをご購入いただく方が多いです。

 

今回日経平均株価の大きな下落は、相場の大きな転換点を示唆しているのかもしれません。

 

相場というものは、上がる時は、じわじわじわじわなんです。ですが、下がる時って一瞬なんですね。

ですので、これからはやはり資産を守っていかないといけない時代に入ってくると思いますので、こういった優良なヘッジファンドを中長期で持っていただいて、枕を高くしてゆっくりぐっすり寝れるというような、そういう生活を送っていただきたいんです。

 

投資に血なまこになって「ああ〜!下がった!ああ、儲かった!また下がった!」というような状態より、ヘッジファンドのように、放って置いて毎年着実にリターンを出してくれるものを5年10年20年と中長期で保有して頂き、資産を確実に増やしていくってことが重要だと思います。

 

ヘッジファンドを用いて、この暴落相場、波乱相場を乗り切っていきましょう!

 

証券ライフは、ヘッジファンドを用いてお客様に安心して運用いただける環境を提供させていただいておりますので、お気軽にお問い合わせいただければと存じます。


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