2022年ベトナムGDP成長率5.5%と予測(世界銀行)
世界銀行はこのほど発表した世界経済見通しで、新型コロナウイルス感染流行が国内外で抑制された場合、2022年のベトナムの国内総生産(GDP)成長率が5.5%になるとの予測を示した。21年の2.6%からは上昇する予想となった。世銀によると、消費者と投資家の信頼感の改善に伴いサービス業は徐々に回復し、製造業は米国、欧州連合(EU)、中国の安定した需要による恩恵を受けて成長する見通し。農林水産業は20~21年と同様の速度で成長する見込みだ。懸念材料としては、新型コロナの新変異株「オミクロン株」が流行する可能性を指摘している。