ここのところのニュースや市場の話題は新型コロナウィルス関連ばかりですが、今後、相場動向はどうなるのかと投資家の皆様方は懸念されていらっしゃることと存じます。
相場動向のお話の前に、新型コロナウィルスに関して、お伝えしたいと思います。
私のお客様で、生物化学の研究をされていらっしゃった方がおられ、一昨日、お電話で新型コロナウィルスの今後の見通しについて色々とお話を伺いました。
新型コロナウィルスの問題は以下の3点です。
1.健康な人でも致死の可能性がある。
2.通常、ウィルスは、二次感染、三次感染となるとウィルスが薄まって力が弱まるが、新型コロナウィルスは、弱くならない。
3.インフルエンザ・ウィルスのようにウィルスが残って消えることはない。
結局、新型コロナウィルスに対抗できる新薬を開発しなけらば、根絶することはできないようです。
しかし、新薬開発には最低でも1年はかかるのではないかと言われています。
既に、新型コロナウィルスのゲノム配列は1月31日に国立感染研究所によって解明されたようですが、そこから新薬を開発するのが大変なようです。
ここ最近のコンピュータの進化によって、新薬開発が早まる可能性はありますが、今のところなんとも言えない状況です。
そうなってきますと、新型コロナウィルスの収拾にはかなり時間がかかる可能性があるということも想定しておかなければなりません。
さて、相場の方ですが、本日の前場の日経平均は265円高と、反転しております。
背景には、中国の18兆円の資金供給と世界的な利下げ観測が安心材料になったのではないかと思います。
しかしながら、今や世界の工場になっている中国の製造業の操業停止が世界に及ぼす影響が出てくるのはこれからだと思われます。
株式市場の底がどのあたりなのかということは、今の段階でははっきりわかりませんが、株式市場は景気を先取りしますので、新型コロナウィルスの影響も株価が先に読み込みに行きます。
私の想定では、春先くらいまでに一度底をつけに行き、新型コロナウィルスの収拾の見通しが出てくるあたりで、リバウンドしてくるのではないかと見ております。
実は、昨年セミナーに来られたお客様には、2020年1月に世界的に影響を及ぼす大きな出来事が起こる可能性があるというお話をしていました。それは戦争なのか、大企業の倒産なのかわかりませんが、何か大きな問題が起こる可能性があるとお伝えしていました。
その情報元は、世界的な占星学者で相場サイクルアナリストであるレイモンド・A・メリマン氏のレポートでした。
2018年12月に発売されたレポートで、メリマン氏は、
「2020年1月13日に土星と冥王星が重なるという非常に珍しい現象が起きるので、この前後の時期に世界で何か大きな問題が起きる」と指摘していました。
私は年初の米国のイランへの攻撃がこの問題の始まりなのかと思っていましたが、それより大きな問題が「新型コロナウィルス」だったようです。
天体や星の位置によって色んな事象を予測する占星学や占星術を占いの類と捉えていらっしゃる方が多いと思いますが、実は占星学は、世界最古の学問と言われており、紀元前2000年の古代バビロニア時代に生まれています。
欧米の富裕層の中には専属の占星術師を抱えていらっしゃる方も多く、占星術によって物事を決めるケースも多いそうです。
最新のメリマン氏のレポートでは、2020年は歴史的に大きな転換点になると述べられています。
当然、株式市場や金利市場も今年は大きな転換点になる可能性が高いと考えられます。
2月8日(土)開催の東京・証券ライフセミナーでは、メリマン氏のレポートのポイント解説と今後の相場見通しのお話もさせて頂く予定です。
中長期的に大切なお話をさせて頂きますので、ご都合のつく方は、是非、ご参加頂ければと存じます。
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