この、連休で四季報を一通り読みました。
全体の傾向としては、業績が、横ばいか下振れの銘柄が多いなという印象でした。
私が銘柄を選ぶ際は業績重視なのですが、チャートも見ます。
四季報のページの上に約4年間の小さなチャートが銘柄毎に掲載されているのですが、
全銘柄のチャートを見て感じたのは、2017年後半~2018年前半に高値を付けて、
そこから右肩下がりになっている銘柄が多いこと、多いこと。
業績が堅調でも、株価が反発しきれていない銘柄が多いです。
逆に、2018年から上がっている銘柄は限られており、業種も偏りがあります。
この一年で上がっている業種と具体的な銘柄は、
①システム開発会社
→4307野村総合研究所、4739伊藤忠テクノ、4828東洋ビジネス、4684オービック
②業績の良いゲーム会社
→7832バンダイナムコ、3635コーエーテクモ、9766コナミ
③業界内での勝ち組企業
→6367ダイキン工業、7733オリンパス(内視鏡)、7741HOYA(眼鏡レンズ)
8729ソニーフィナンシャル(生損保銀行)、
④オンリーワン企業→4661オリエンタルランド(東京ディズニーランドの運営企業)、7731マニー(手術針)、
、6754アンリツ(5G関連)、6156エーワン精密(コレットギャック)、6436アマノ(就業時間管理システム)
この中でも際立って上がっている業種は、システム開発の会社です。
システム開発、SI企業のほとんどが上がっています。
これらの既に上がっている銘柄は、まだ堅調かもしれませんが、
すでに上がってしまっているので、ここから買いに行くには要注意かもしれません。
なので、私はまた違った視点で、四季報から40銘柄ほどピックアップしました。
銘柄選別の視点は、好業績はもちろんのこと、景気下振れに左右されにくいという視点と
ここから化ける可能性を考慮して選びました。
今週、その40銘柄から、さらに調査をして、5銘柄に絞り込んでいきます。
厳選5銘柄に関しましては、セミナー・個別相談等でお伝えできればと考えております。