ZOZOの前澤社長がツイッターで、
本業に集中するため、しばらくツイッター休みますと
宣言されたそうです。
「時すでに遅し」の感があります。
ユナイテッドアローズは、ZOZOにシステム開発を依頼していたネット販売サイトを
自社運営に切り替えて、新たに16億の投資をして強化するようです。
私の想定では、ZOZOは今後、「単に安い服が買えるサイト」に
なってしまう可能性が高いというより、既にそうなってしまっています。
実は、先日、ZOZOで買い物してみようとスーツを探してみたのですが、
買いたいと思うスーツが無かったのです。
ZOZOは、10代~20代の若者向けと聞いていましたが、
その人の嗜好にもよりますが、40代以上には向かないのかなっていう印象でした。
今後、服の値段は、透明化が進み、消費者の目はより厳しくなってくるでしょう。
そうすると、服の価値は一体何なのか?
①値段だけなのか?
②デザインなのか?
③機能性なのか?
④コンセプトなのか?
といった根本的な問いが必要になってくると思います。
その答えは、ZOZOではなく、アパレルメーカーが
考えなければならない問題ではないかと思います。