先週金曜日に東京で日本IFAフォーラムに出席してきました。
今回は200名近い参加者で、かなり盛況でした。
個別相談が入っていましたので、2コマしか参加できなかったのですが、
IFA業界の動向などを知ることができ、とても有意義な会でした。
日本IFAフォーラムとは、IFA(独立ファイナンシャルアドバイザー)業界に携わる方々が集まって、業界の動向を学んだりする会です。
同業者の動向を伺い、改めて証券ライフの独自性は、今後、証券業界で重要な役割だと感じました。
IFA業界で、活発に事業拡大を行っている何社かのIFA法人の社長が
パネルディスカッションで今行っている事例をお話しされました。
一社目は、IFA法人「GAIA」で、ここはファンドラップを中核に据えて事業を展開しておられます。
ファンドラップに関しては、証券ライフではおススメをしていないのですが、
それはお客様にとってメリットが少ない商品だからです。
ファンドラップは大手証券が中核商品として据えている商品でもあり、
IFA(独立ファイナンシャルアドバイザー)が取り扱うことに意味があるのかな?と疑問を感じました。
ただ、これも多様性という観点でお客様が判断されることでしょう。
二社目は、「ファイナンシャルスタンダード」で、この会社は相場観を一切語らないというコンセプトで
営業活動をされています。ある意味、発想の転換で面白いと思いますが、証券ライフとは相反する考え方です。
証券ライフは世界全体のグローバルマーケットから相場予測を行い、商品選択を行うこと大切だと考えています。
また、個別株の提案も資産形成には必要であり、そこに、IFAの価値があると考えております。
いずれにせよ、資産運用を行う上で、どのIFA、証券会社、銀行を選ばれるのかは、お客様の判断なので、
いろんな選択肢があってよいと思います。
ただ、私は危惧していることは、資産運用全体が、ファンドラップだの、バランスファンドだのと、
そこそこのパフォーマンスが出れば良いという考え方が広まりつつあることです。
リスクを取って高いリターンを狙うという考えを私はとても大切に思っています。
リスクテイカーがいるから、相場が形成されるのであり、市場が成長していくのです。
相場や株を語れる証券マンが減ってきていることも残念な方向性だと感じています。
皆が、運用は投信会社やファンドラップに任せておけば良いという考えにはどうも違和感を感じます。
そのような業界全体の流れの中で、異端児である証券ライフは、
「Invest Different 人と違う投資をしよう」という理念のもと、
お客様に、より高いパフォーマンスを提供すべく相場研究を行い、
商品提案を行っていきたいと考えております。
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