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値がさ株が影響大の日経平均株価!

証券ライフブログ.人口減少「日本」が生きる道は「投資立国」だ!

京都は明日から祇園祭の前祭宵山が始まります。 弊社が入っているビルの前も歩行者天国になり、 色んな屋台が出て、祭りを賑やかにしてくれます。 さて、日経平均株価は底打ちし始めてきましたが、 中小型株はまだ出遅れている状態で、しばらく我慢の日々が続きそうです。


昨日の日経平均株価は約400円上昇しましたが、 この上昇のうち、約130円はファーストリテイリングの上昇が寄与しており、 値がさ株の上げが日経平均の上昇を引っ張っている状態です。

また、ソフトバンク、ファナック、京セラ、東京エレクトロンといった値がさ株の数銘柄で100円程の上昇に寄与しています。

 

つまり、日経平均の今日の上昇は値がさ株の数銘柄が半分近くの上昇を担っているということになります。 少し専門的な話になりますが、日経平均株価は、225銘柄の株価を単純に足して、除数で割るという「ダウ式」を用いています。現在の除数は、26.950です。225銘柄の株価を単純に足していき、除数で割るので、株価が高い銘柄の影響を受けやすくなります。225銘柄のうち構成比率の高い上位25銘柄だけで、約50%の値動きを左右しています。ちなみに、ファーストリテイリングは1銘柄だけで、8.65%の構成比率になっています。 海外のヘッジファンド等、短期的な利ザヤを狙う大口投資家は、日経平均株価を動かすために、ファーストリテイリング、ソフトバンク、ファナック、東京エレクトロンなど株価が高い値がさ株を買い上げたり、売り浴びせたりします。

 

従いまして、企業業績と関係ない部分で上下することもあるのです。 そういった意味で日経平均に採用されていない中小型株は、そういったテクニカルな影響を受けにくいとも言えまます。 私の投資スタイルは企業業績重視ですので、推奨した銘柄が短期的に上がることもありますが、基本的には中長期的に持っていただいて2倍以上を目指すといったやり方です。 それには忍耐が必要となります。株式投資は買ってからすぐに上がるというものではないと思って頂くことが大切です。 1年、2年、5年、10年という期間の間に、企業が成長していき、それに伴って、株価がついていくというものです。 それが、株式投資の醍醐味だと私は思います。

 

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