先週金曜、会社四季報の夏号が発売されまして、土曜に、半日かけて全体に目を通していました。四季報の最初のページに、上場企業全体の見通しが出ており、全体の売上や増益率の数値が大変参考になります。
日本の上場企業3280社の前期の営業利益の増益率は、13％増益だったのが、今期予想は5.4％増益まで落ち込んでいます。円高と資源高そして人件費・物流費の高騰が影響しているようです。
しかしながら、東証マザーズは今期予想26.3%増益、JASDAQは今期予想12.3%増益と好調をつづけております。
やはり、今後も中小型株メインで投資していくことが正解なのではないかと思っております。
四季報全体に目を通す時、今までセミナーで取り上げたり、お客様に実際に買って頂いた銘柄もチェックします。
例えば、約3年前の2015年7月に証券ライフ株式セミナーを京都で開催し、30名近くの方にご参加いただきました。
その中で一番強気で取り上げた銘柄が、4819デジタルガレージでした。
デジタルガレージは、2015年7月当時1800円から直近では4700円と2.6倍になっています。しかし、本格的な上昇が始まったのは、最初に推奨してから、2年4ヶ月近く経った2017年11月でした。
このように、証券ライフウォッチ銘柄は、あるとき急に上がることが多々あります。しかし、正直、そのタイミングははっきりと予測できません。購入してすぐに上がるときもありますし、2～3年要することもあります。証券ライフウォッチ銘柄がすべて上がるわけではありませんが、中長期の視点で持って頂ければ上昇する可能性が高い銘柄をリサーチしております。
その点をご了承頂き、証券ライフとはワクワク感と忍耐の両方を持ってお付き合い頂ければと思っております。
<現在予定している「証券ライフセミナー日程」は以下の通りです。>
7月28日(土） 東京銀座・証券ライフセミナー13:00～14:30