昨年12月に、日経新聞主催で神田昌典さんの講演があり、その時の講演メモを見返していたら、「2017年は、事業を大きく拡大するチャンスの年である!」とおっしゃっていたので、経営者やビジネスマンの皆さんの参考になるのではないかと思い、その時のメモをシェアします。
私が初めて神田昌典さんを知ったのは2002年頃に出された「非常識な成功法則」という本でした。
その本は、非常に衝撃的で、その後の私の人生に大きな影響を与えた一冊でした。今回、直接ライブで神田さんにお会いするのは初めてだったのですが、思った以上に人間的で温かい印象でした。私は、神田さんの本は結構好きで、だいたい読んでいます。
神田さんはフォトリーディングやマインドマップ等、数多くのビジネスツールを広められたすばらしい方だと思います。神田さんの書籍と出会って15年経ちますが、今回、初めてお会いできてとても良かったです。
メモは私のメモを箇条で書き起こしただけなので、わかりずらい部分もあるかもしれませんが、そこはご自身の想像力で色々とイメージして下さい。
「ビジネス進化のかたち」神田昌典
・これからビジネス環境がますます厳しくなる
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2020年・2025年 人口減・高齢化
2020年から国民全体の総消費が戦後初めて下がり始める。
なぜなら、50代が一番消費する。その世代が減り始める。
・地方のプチコングロマリットが各地で食い合いになってくる。(2020年から)
※地方のプチコングロマリットとは「ヤンキーの虎」のこと
・情報爆発が進行中 (2020年に35ZB、地球35個分)
・今までのビジネスモデルは完全に賞味期限切れ!
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・未来に似合うビジネスを3年以内に構築せよ!
①ビジネスモデルの転換
②ビジネス地域の拡大 → アジア23億人
・グーグル翻訳が2016年に劇的向上した。
→言語の壁が無くなりつつある。
・シリコンバレー型ビジネスモデル
①プラットフォーム型(uber,aribaba,AirBnb)
②メディア型(LINE,Facebook)
③マネー型(Apple Pay , アリペイ、LINEペイ)
・超ローカルで行くか、超グローバルで行くか
・超ローカル → ローカルを一生懸命磨くこと
・ヤンキーの虎 →眼鏡のライオン
・循環型社会 → ドラム式洗濯機のクリーニング業がかなり儲かっている。
・ケア・ホスピタリティ尊重
・教育の時代、思いやり、共感
・コミュニティの時代
・フリーエージェント・ネットワーク型社会
・新しい金融コンセプト
・情報爆発でお客さんは、目立つものを買うようになった。
・今までプロモーションは1分半が限度だったが、
ピコ太郎が出てきて、55秒になった。
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・お客さんの時間をどれだけ占有できるかがポイント
・人は居場所を求めている。→コミュニティ
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価値の一致した者同士が集まるコミュニティ
・次世代マーケティング
→他社の型に当てはめるのではなく、自社の型を生み出していく。
自社でした提案できない事業を創るから、世界から求められるビジネスへと
自然に進化していく。
→独自のモノをつくること。(モノマネではなく)
・FB広告で自分に合ったターゲットをテスト販売できるようになった。
→マーケティングのコストが爆発的に下がっていく。
・ ランディングページ があるかないかですべてが決まる。
→ぺライチ、1枚にまとまったページ。
・次から次へとビジネスが立ち上げられるようになった。
・ビジネスモデルの進化
→独自の価値提案
①顧客との関係 ②顧客セグメント ③チャンネル ④収益の流れ
⑤コスト構造 ⑥キーリソース ⑦キーパートナー ⑧キーアクティビティ
ビジネスモデルを進化させた企業例
①ホテルグリーンコア → 地域共創戦略
②VRSサービス → オールインワン戦略
③富士そば → 父の強みを分析して、コアな部分を海外展開
④WEGO → メディアになった。りゅうちぇる。
・SNSサイト ・読者モデルのファッションショー
・芸能プロダクションを持っている
・価値提案 → フューチャーマッピング
・ビジネスモデル化
・言語化 → ランディングページ
・a/bテスト → FB広告
・スター事業化
2017年はバリアがない!
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・事業を伸ばす一番大きなチャンス
・一気にアクセルを踏める年
・ビジネスの無料ツールが一気にそろった。
(FB、ぺライチ、BASEなど)
・運命の2017年のなる。
・自分の才能を周りの人に提供する。