野村證券時代の同期・町田哲也君が10月に2冊目の本を出しました。
Facebookで彼から 「今回はリテール営業の物語を書いたので、 リテール営業の観点から読んでみて意見が欲しい。」 とメッセージをもらい、アマゾンですぐに購入したのですが、 長期出張で中々読めずにいました。
昨晩少し時間ができたので、 少しだけ読もうと思って手に取ったのですが、 面白くて、夜中まで一気に読んでしまいました。
証券営業の現場の臨場感がリアルで また、登場人物の設定もなかなか面白いなと感じました。 ストーリー自体も現代のテーマを織り交ぜながら、 それでいて、時代に流されない何か筋が通ったものが 一本通っている感じです。
半沢直樹的な部分を取り入れているのですが、 半沢直樹と違ったどこか清々しい気持ちが読後感に ありました。金融の現場で働いている人には 是非オススメしたい一冊です。
私は証券小説では清水一行が大好きで、 「小説兜町」、「すげえ奴」、「相場師」などは 何度か読みました。 清水一行さんもおすすめです。