先週から消費税の軽減税に関して 色んな案が出ているが、 私は「税はシンプルにするべきだ!」と 常々考えている。 消費税はいずれは20%まで上げなければ 日本の財政はもたないだろう。
そう考えると、今、軽減税率を導入しても企業や納税者の手間がかかるばかりだ。それよりも低所得者向けに日用必需品で使えるクーポンを配った方が企業や納税者の手間がずいぶん省ける。
自民党はおそらく来年の参院選への人気取りの ために今回の軽減税率を出してきたのだと思うが、
もっと長期的な視点で政策を考えて欲しいと私は思う。
極端な話だが、税金を項目ごとに 10%、20%、30%、40%の四種類に 分ければシンプルではないだろうか?
例えば、
・消費税に関しては 贅沢品は20%(高級家電製品、高級車、宝飾品等) 生活必需品はすべて10%。(食べ物、日用品、外食、200万以下の車) ・所得税は 所得によって10%、20%、30%、40%。 ・法人税は一律20%。
・金融所得税は一律20%。 といった具合にもっとシンプルにすれば 企業や納税者の負担が減ると思う。
さらに税金をシンプルにするには、 あらゆるすべての税金を一律20%にする という案も面白いと思う。 まず、日本の仕組みを少しづつシンプルに変えていけば 人口減少時代でも効率良い社会運営ができると思う。