ここ最近、立て続けに未公開株詐欺の相談が入ってきています。3年前にYoutubeで未公開株詐欺について警鐘を鳴らしていたのですが、こういった詐欺案件がまだまだ無くならないのが現状です。先日、相談があった未公開株詐欺案件は、「SPAC」を使って未上場の会社が上場するという案件でした。今、流行りの「SPAC」を使うという点は、中々だなと思いました。しかし、100%詐欺と考えて間違いないでしょう。未公開株詐欺は、あの手この手で投資させようとするので、騙される人が後を絶たないのでしょう。まず、上場する予定の未公開株は、一般の人には手に入らないと思っておいて下さい。数年後に何倍にもなる未公開株なら、誰にも売りたくないのではないでしょうか?通常、未公開で上場を予定している企業なら、ベンチャーキャピタル・エンジェル投資家が入っており、株主は、その企業の役員、従業員、親族、取引先くらいしか入っていないのが事実です。全くの第三者が株主になることは、まずあり得ません。